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2019.12.19 全学科
「保育実習指導Ⅱ」で現役保育士(卒業生)が在学生にアドバイス

 子ども家庭福祉学科の「保育実習指導Ⅱ」の授業(担当:山西裕美社会福祉学部教授)で12月13日(金)、同学科卒業生の現役保育士・楠元真莉奈さんによる講話がありました。

 この授業は、保育士養成課程を履修する学生が、保育所・保育園での実習に向けた準備を行うもので、特にクラス担任としてクラス運営の技量を身に付けることを目的としています。実践的な指導法や子どもへの理解を深めるとともに、自身の実習の目標と課題の自覚を促すため、現役保育士による講話や接遇マナーコーディネーターによるマナー研修などを取り入れています。

 この日は、熊本市東区のさくらんぼ保育園に勤務する楠元さんから、保育士の仕事や子どもとの関わりを通して得た気づき・心がけなど、保育の現場から見たさまざまなアドバイスが贈られました。楠元さんは、1~5歳児までの異年齢保育(同年齢のクラス分けではなく、異なる年齢の子どもが一緒に生活する保育)を導入している同園で、一人ひとりの個性や成長に合った遊びや、季節の飾りなどを作る“製作”を取り入れているといい、「子どもたちが目的や自主性を持って取り組めるような環境づくりが大切。子どもとの関わりのなかで気づいた小さな変化や成長のエピソードは保護者の方へノートやおたよりで共有し、信頼関係が築けるよう心がけている」と話しました。また、「実習は先輩保育士が日ごろから子どもとどう向き合っているか、どのような心配りをしているかを生で見ることができる貴重な機会。些細なことでも疑問があれば積極的に質問して、吸収してほしい」と語りかけました。

 講義の終盤では、楠元さんが実際に使用している絵本の紹介・読み聞かせや、手遊びの例にならって履修者が席を立ち、一緒に実践する場面もありました。

 2月に実習を予定している宮﨑香奈さん(3年)は、「園ならではの特色や実践の話が聞けてとても興味深かった。実習の課題や日ごろの疑問を明確にして、現場に臨みたい」と話しました。