FACULTIES

ライフ・ウェルネス学科

社会福祉学部 第一部

ライフ・ウェルネス学科

学生数:374名(男子71%|女子29%)教員数:12名

学生数:374名(男子71%|女子29%)教員数:12名

健康福祉の視点、身体活動・スポーツを通した
生きがいづくりを考えます

ライフ・ウェルネスとは、積極的に心身の健康維持・増進を図ろうとする生活行動「ウェルネス」に、社会福祉の考え方を取り入れ、その実現をめざしていく学問です。健康福祉の視点・身体活動・スポーツの実践を通して、地域社会に寄り添い文化的な健康づくりや生きがいづくりを考えていきます。

学びのキーワード
社会のニーズを踏まえ、
新しい科目を新設

地域での運動・スポーツを通じた健康づくりの需要の高まりを踏まえ、運動・スポーツの組織・団体の育成とマネジメント、コーチング、地域スポーツ指導などの科目を新設。学びの内容を拡大し、知識と実践力を持った人材を育成します。

健康づくりを通した
生活の質向上を考える

社会福祉学を基礎として「スポーツ」と「健康」を学び、福祉や健康に関わる知識や技術を身につけます。また、それらを基礎とする身体活動の実践を通して、地域社会のウェルビーイング(より暮らしやすい地域社会の実現)に貢献できる人材の育成をめざします。

運動指導を行うための
段階的な資格取得が可能

安全で効果的な運動指導を行うための資格である「健康運動実践指導者」の認定試験の受験資格が3年次から取得可能。また、卒業時に受験資格を取得できる「健康運動指導士」のほか、保健体育の教員免許など、段階的に資格を取得できる環境です。

ライフ・ウェルネス学科の学び
資格取得等
保健体育の教員免許をはじめ、
2018年度から健康運動実践指導者の認定試験受験資格が取得可能に。
取得できる免許・資格
  • 高等学校教諭一種免許状(保健体育)
  • 中学校教諭一種免許状(保健体育)
  • 社会福祉士(国家試験受験資格)
  • 健康運動指導士(認定試験受験資格)
  • 健康運動実践指導者(認定試験受験資格)
  • 公認スポーツ指導者
  • スクールソーシャルワーカー
    (認定課程修了証明申請資格)
  • 司書
  • 司書教諭 ほか
カリキュラム
カリキュラム
カリキュラム

(2024年度入学生適用予定)●必修 ◎選択必修 ◯選択
このほか、放送大学との単位互換科目や、教職課程に関する科目などがあります。

PICK UP!
スポーツ心理学

スポーツ場面における諸現象を心理学的に分析し、アスリートの実力発揮に関わる心理的要因と、それに関与する環境要因や社会的要因などについて学びます。スポーツを実施・継続・指導する際に有用なスポーツ心理学の基礎知識や技能を身につけます。

PICK UP!
測定評価

健康づくりのための体力や運動能力、身体組成についての基本的な考え方とその測定・評価方法について学修します。また、新体力テストを実施し、得られた測定値を用いて統計処理の基礎を学びます。

ゼミテーマ
  • 立木ゼミ社会におけるスポーツの諸相、文化としてのスポーツ
  • 向井ゼミ地域活性化と地域スポーツ政策
  • 石橋ゼミ競技選手におけるトータルコンディショニングの在り方
  • 小田切ゼミ現代世界・社会と人間存在をめぐる哲学・倫理的冒険
  • 髙橋ゼミ競技力向上に貢献可能な効果的なアスリートサポート
  • 藤塚ゼミ児童・生徒および学生の健康・体育的問題を解決するための教育的方策
  • 府内ゼミ安全で効果的なトレーニング法の検討
  • 松田ゼミ運動スポーツ心理学の意義と役割

※年度により変更になる場合があります。

教養系科目
幅広い「教養」を体系的に身につける
ディプロマ・ポリシーに沿った「教養教育」

学部教育での高度な「専門」知識はもちろん、幅広い「教養」を体系的に修得することで、多様な人々と協力しながら地域や世界の課題に取り組むことができる人材を育成しています。「卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)」に沿った教養教育は、知的応用能力だけでなく「総合力」で社会を動かす力を生み出し続けています。

※これは2023年度版です。2024年度版は変更になる可能性があります。
※上記のカリキュラムツリーは主に全学部共通で開講されている科目を示しています。学科や学年によっては開講されていない場合や科目名称が異なる場合があります。

ゼミ現役生×教員
ゼミ現役生×教員
松田ゼミ

情報を見極める力自分自身、自分以外の人を見つめる目を養う

Student’s Voice 学生主体の取り組みがより深い学びと実践力を生む

山本 ことり

ライフ・ウェルネス学科4年熊本県/必由館高等学校出身

スポーツ心理学を学ぶことのできる松田ゼミでは、スポーツ分野で関心のある論文を読み、テーマに沿ってまとめることで、基礎を理解してからアウトプットする力を身につけています。学んだ知識は、コーチを務めるバスケットボールチームでの子どもたちの指導にいかしています。また、先生が明確な目標を提示されるので、学生主体でゼミ活動に取り組んでいく点も、深い学びに繋がっていると思います。他大学の学生との交流もあり、多様な価値観に触れることで、良い刺激を得ています。

Professor’s Voice 自分の興味・関心から生まれるモチベーションを大切に

松田 晃二郎

ライフ・ウェルネス学科講師

「スポーツ心理学」と「ポジティブ心理学」を専門に研究しています。ゼミでは、グループごとに運動・健康・スポーツ心理学領域の興味・関心のある文献を探し、その内容をまとめてプレゼンします。時には他大学の先生方や院生・学生が集う研究会に参加し、学生の見識を広めています。情報化社会のなかで、情報の信憑性・科学性を見極める力や、心理学を通して、自分自身や自分以外の人を見つめる「目」を養ってほしいです。自身がもつモチベーションを大切に、4年間がやりたいことや仲間を見つける時間になるように願っています。

時間割モデルケース
竹下 翔大
スポーツに関する見聞を
広めて多角的な視点を持つ

竹下 翔大

ライフ・ウェルネス学科4年長崎県/西陵高等学校出身

「スポーツマネジメント」では、「ロアッソ熊本」の試合を観戦し、運営スタッフの方から話を聞く機会がありました。チーム運営には、選手だけでなく、サポートする人たちの存在が必要だと気づくことができ、スポーツに関する見方が変化。また、担当の先生から海外のサッカーチームのマネジメントに関するリアルな経験談が聞けたのも興味深かったです。

竹下さんの3年次 春学期授業時間割

 
1       現代教育論Ⅰ 生徒指導の
理論と方法
2 健康体力
づくり論
民法Ⅰ 栄養学 医学一般 スポーツ
マネジメント
3     アダプティッド・
スポーツ論
家族と法  
4 学校保健 道徳教育の
理論と方法
    ウェルネス・
プロモーション論Ⅰ
5 保健体育科
教育法C
    救急処置と
運動負荷試験
 
卒業生メッセージ
原田 将希
仲間とのコミュニケーションを
通して自分らしさを発見

原田 将希

ライフ・ウェルネス学科(2023年3月卒業)熊本県/大津高等学校出身
就職先日本赤十字社 熊本健康管理センター

授業では、みんなで運動をしたりディスカッションをしたりと、たくさんの人と関わるので、そこで得た協調性やコミュニケーション力は、就活でのグループワークや面接で大いに役立ちました。一緒に学ぶ仲間は活発な学生が多く、その影響で自分らしさを表現できるようになり、さらに社会人として働くうえで必要な「人と関わること」の基本が身についたように感じています。健康を維持・増進するためには運動や体づくりが必要不可欠。大学で学んだ知識をいかし、健康に不安を持つ利用者さんに適切なアドバイスをしていきたいです。

就職実績
ライフ・ウェルネス学科は「教職、健康・スポーツ関連企業」に強い
  • 熊本県(教員/中学校保健体育)
  • 熊本市(教員/中学校保健体育)
  • 宮崎県(教員/中学校保健体育)
  • 熊本市(消防職)
  • 八代広域行政事務組合(消防職)
  • 熊本県警察
  • 福岡県警察
  • 法務省(刑務官)
  • 八代市(事務職)
  • 出水市(事務職)
  • 宮崎市(障がい者枠)
  • (公財)熊本県総合保健センター
  • 日本赤十字社 熊本健康管理センター
  • (株)肥後銀行
  • (株)熊本銀行
  • (株)SYSKEN
  • (株)鶴屋百貨店
  • (株)マイナビ

※ 過去3カ年の実績より一部抜粋。