学科DATA 学生数:351名
(男子:48%/女子:52%)
教員数:12名

社会福祉学科の学び

一人ひとりの幸せな人生(=ウェルビーイング)の実現をめざす「社会福祉学」を中心に学びます。支援する側・される側に分かれていた福祉の在り方を見直し、対等な立場に立って信頼関係を築くコミュニケーションの専門知識や技法を身につけます。

第一部社会福祉学科

高い専門性と、豊かな人間性を備えた
福祉の担い手を育てる。

学びのキーワード

  • ウェルビーイング
    (well-being)

    人は誰しも幸福に生きたい(=ウェルビーイング)と願い、幸福に生きる権利を持っています。多様な価値観を持つ人々が自らの幸福を追求できる共生社会をめざすため、社会的な条件をどう整備していくべきか、科学的に考えていきます。

  • 個人の尊重

    演習・実習・研究事例などを通して、社会福祉専門職に特に必要とされる人間の尊厳や権利の尊重について考えます。生活問題を抱える人々の尊厳を保持しながら自らの問題に取り組もうとする意思を支援し、個人の持つ力を最大限高めることをめざします。

  • 課題解決型思考

    2006年度から、フィールドワーク学習を重視する「社会福祉入門」を導入しています。フィールドワークを通して地域で暮らす人たちの生活に触れ、生活課題や地域問題を発見・把握することで、社会福祉の現場で応用できる課題解決型思考の修得をめざしています。

第一部 社会福祉学科の学び

社会福祉学を段階的に学び、高い専門性を持った人材を育成

社会福祉学科のカリキュラムは、初年次教育および教養科目を基礎として、専門科目(講義)、演習・実習科目(フィールドワーク)、卒業演習・卒業論文へと、年次に応 じて段階的に発展していくように編成しています。こうした体系的な学びをもとに、社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士、教員免許などの資格取得に向けた支援を行っています。

第一部 社会福祉学科の学び

資格に応じた養成課程

めざす資格に応じた養成課程を設け、講義・実習による学びと経験の積み上げ、国家試験対策など、専門の教員による手厚いバックアップ体制を整えています。実習受け入れ機関と連携したフォロー研修や学生間で学びを共有する報告会なども開かれ、福祉を専門的に研究する学科ならではの考え方と知識が養われます。


学生のキャリアビジョンを支援

社会福祉専門職の養成校としては九州初の試みとなる「クマガク ソーシャルワーカー・デー」を2017年より開催。福祉職の「先輩」である卒業生を招いて、ソーシャルワークの魅力や役割、仕事の現状を語ってもらうなど、福祉職について具体的な理解や、将来のビジョンを明確にする機会を設けています。

資格取得等

さまざまな国家資格取得が可能。2016年度よりスクールソーシャルワーカー養成課程がスタート。

取得できる免許・資格

  • 社会福祉士(国家試験受験資格)
  • 介護福祉士(国家試験受験資格)
  • 精神保健福祉士(国家試験受験資格)
  • 高等学校教諭一種免許状(福祉)
  • スクールソーシャルワーカー
    (認定課程修了証明申請資格)
  • 司書
  • 司書教諭 ほか

就職実績 (過去3カ年の実績より抜粋)

  • 熊本市上級職(社会福祉)
  • 熊本県警察
  • 熊本赤十字病院
  • 済生会熊本病院
  • 熊本機能病院
  • 西日本病院
  • 熊本県医師会
  • 熊本市医師会 熊本地域医療センター
  • 向陽台病院
  • 熊本市社会福祉事業団
  • 大分県社会福祉事業団
  • フォレスト熊本(介護老人保健施設)
  • 白川の里(特別養護老人ホーム)
  • 生活協同組合くまもと
  • 日本郵便(株)
  • フランスベッド(株)

学びの流れ

一年次 幅広い教養と社会福祉の基礎を学び、フィールドワーク等を通して関心・意欲を高め、「知識・理解力」を伸ばす。

  • 社会福祉入門

    社会福祉入門

    熊本県美里町の高齢者世帯を訪問するフィールドワークなどの体験学習を通して、地域の生活課題や社会福祉の現状などを学び、社会福祉学の基礎的な視点を身につけます。

  • 精神保健福祉論

    精神保健福祉論

    精神障害者に対する社会的処遇の歴史を学び、人権の問題や偏見・差別が生まれた要因、生活課題などについて理解を深めます。相談援助活動と法(精神保健福祉法)の関わりや支援に関する諸制度についても学びます。

2年次 「知識・理解力」の上に、ソーシャルワーク・ケアワーク実践の基礎的な知識・技能を修得し、「技能・分析力」を深め、「課題解決力」を養う。

  • ケアワーク論

    ケアワーク論

    認知症への理解が深まった

    「ケアワーク論」は認知症について深く学ぶ授業です。よく知られているアルツハイマー以外にもさまざまなタイプがあること、同じ症状でも「老化」と「認知症」によるものの違いがあることなどが印象に残っています。


    俵積田 健太

    社会福祉学科4年
    俵積田 健太
    熊本県/開新高等学校出身

3・4年次ゼミ、フィールドワーク、実習を通して、社会福祉専門職としての「課題解決力」を一層深める。 他者との交わりのなかで

  • 社会保障論

    社会保障論

    社会保障の概念と対象、理念と役割、費用と財源などを学び、その全体像を把握します。そのうえで、個別制度としての医療保険および介護保険について、制度の現状や課題、政策動向などを学修します。

  • 卒業演習Ⅱ/高林ゼミ

    卒業演習Ⅱ/高林ゼミ

    地域福祉の課題を具体的に取り上げ、地域住民へのインタビュー調査をもとに分析・考察します。労働・生活・地域問題とその対策を総合的に認識する視点と姿勢を養い、地域福祉への理解を深めていきます。

カリキュラム

(2018年度入学生適用)

※ 複数の資格に重複する科目は、複数回履修する必要はありません

ゼミテーマ一例
黒木ゼミ ソーシャルワークの観点から見るケアとコミュニティ
高林ゼミ フィールドワーク(聴き取り調査)による生活問題の把握
柳 ゼミ 精神保健福祉の課題と社会
仁科ゼミ 高齢者の健康と生活の実態調査
東 ゼミ 障害に関する法制度と権利
松本ゼミ 少子高齢化の影響と社会保障
森口ゼミ 憲法判例・学説から現代社会を考える
横山ゼミ ケアの本質論とケアを巡る社会問題

※ 年度により変更になるゼミもあります。